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私有コンテ ナ総覧 タンクコンテナ篇C

<20ft級コンテナ> UT16A UT16C UT17A UT17C UT18A UT18C UT19A UT19C UT20A UT21A UT22A UT22C UT23C UT26C

【UT16A形式】
UT16A-5004

2000.12大竹駅
【所 有者】 日本通運株式会社 大竹支店、三菱レイヨン株式会社
【輸送品目】 アクリペット専用
【運用区間】 不明
【その他】
 「アクリペット」は三菱レイヨン(株)のメタクリル樹脂成形材料の登録商標である。国内では三菱レイヨン(株)大竹事業所、富山事業所で生産されてい る。
 このコンテナは既に運用されていないものと思われる。

2012.7.7作成 2012.8.16訂補

【UT16C形式】  
UT16C-8001
UT16C-8002

2012.8隅田川駅
【所 有者】 日新運輸株式会社 
【借受者】 三菱瓦斯化学株式会社

【輸送品目】 ジメチルアミン専用
【運用区間】 新潟(タ)〜隅田川・安治川口と思われる
【その他】
 安治川口駅でUT16C-8002を目撃した際(2011年8月)は、関西化成品輸送(株)の構内に停められたトラック上に積載されていた(写真はこち ら)。同社の化成品基地に納入されているものと思われる。
 また日新運輸(株)は新潟市北区太夫浜1383に本社を置く物流会 社 で、創業以来三菱瓦斯化学(株)新潟工場の化学製品の製造・包装・出荷・運送部門を担ってきた。

2012.7.7作成
2012.7.21、2012.8.5訂補
UT16C-8004

2003.5黒井駅
【所 有者】 信越化学工業株式会社
【輸送品目】 メチルトリクロロシラン専用
【運用区間】 倉賀野−黒井専用
【その他】
 黒井→倉賀野間では信越化学工業(株)直江津工場で製造したトリクロロシランを輸送(UT13C-8015) する一方、群馬事業所にてメチル化(アルキル化の一種)されたトリクロロシランを倉賀野→黒井間でメチルトリクロロシランとして鉄道輸送をしているよう だ。

 尚、同コンテナの増備はUT17C形式(UT17C-8099参照)となっている。

2016.7.27作成
UT16C-8008

2010.11黒井駅
【所 有者】 信越化学工業株式会社
【輸送品目】 メチルジクロロシラン(KA-12)専用
【運用区間】 倉賀野〜黒井
【その他】
 「貨物取扱駅と荷主」の「黒井駅」の信越化学工業(株)の項を 参照。

2012.7.21作成
UT16C-8010

2011.8安治川口駅
【所 有者】 信越化学工業株式会社
【輸送品目】 トリクロロフェニルシラン(KA-103)専用
【運用区間】 黒井〜安治川口か?
【その他】

2012.7.8作成

【UT17A形式】  
UT17A-5006

2007.2京葉久保田駅
【所 有者】 株式会社エム・ティー・ビー
【輸送品目】 ポリスチレン専用
【運用区間】 不明
【その他】
 (株)エム・ティー・ビーは三井化学系の物流会社である。
 三井化学(株)と住友化学(株)は1997年8月にポリスチレン事業を統合し、折半出資で日本ポリスチレン(株)を設立した。しかしその後もポリスチレ ン事業を取り 巻く環境は厳しく、安定的な収益を確保することが困難なため、両社はポリスチレン事業から撤退することになった。2009年9月末に千葉と大阪の両工場の 操業を停止し、日本ポリスチレンは会社を解散した。

 このコンテナも同時期に廃コンとなったものと思われる。

2016.8.20作成

【UT17C形式】  
UT17C-8001

2010.12神栖駅
【所 有者】 三菱化学物流株式会社
【輸送品目】 液化酸化エチレン専用
【運用区間】 奥野谷浜〜塩浜
【その他】
 三菱化学(株)四日市事業所のエチレンプラントが生産合理化による停止後も同事業所は酸化エチレン(EO)の出荷拠点としての機能が残った。そのため鹿 島事 業所で生産されたEOの四日市事業所への鉄道輸送が2000年1月にスタートした。コキ200系3両に積載されたタンクコンテナが両事業所の専用線間を運 用されていたが、鹿島地区のEOセンター化に伴い2011年3月に廃止された。同社所有のタンクコンテナは日触物流(株)に移籍し、千鳥町駅からの運用に 就い ている。

2015.9.20作成
UT17C-8040

2012.7川崎貨物駅
【所 有者】 日触物流株式会社
【輸送品目】 液化酸化エチレン専用
【運用区間】 安治川口〜酒田港(荷票の写真はこちら
【その他】
 元の所有者は三菱化学物流(株)で、奥野谷浜〜塩浜間の三菱化学(株)の酸化エチレン(EO)輸送に運用されていたが、同社の鹿島地区におけるEOセン ター化に 伴いこの輸送は2011年3月に終了した。そのため同輸送に用いられていたタンクコンテナの一部が日触物流(株)に譲渡されたものと思われる。
 荷票が示す運用区間は意外なものであったが、定常的な輸送なのであろうか。

2012.7.16作成
UT17C-8068

2012.7川崎貨物駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 株式会社日本触媒
【輸送品目】 液化酸化エチレン専用
【運用区間】 千鳥町〜姫路貨物(荷票の写真はこちら
【その他】
 (株)日本触媒の川崎製造所から同社の姫路製造所に液化酸化エチレンを輸送している。コンテナの運用表記は東京(貨)駅〜姫路貨物駅専用となっているの で、 かつてはそのような運用をされていたようだ。
 返空の荷票では東水島発の東京(タ)着となっているが、姫路着後に更に水島までコンテナを運用して、その後東京(タ)着で返送、トラックで川崎貨物駅ま で輸送して同駅でコキに載せて、千鳥町駅で車上荷役したら姫路貨物駅に発送というような複雑な運用をしているのかもしれない。
(※「貨物取扱駅と荷主」の「千鳥町駅」の(株)日本触媒の項を 参照)

2012.7.16作成
UT17C-8079

2008.1浮島町駅
【所 有者】 関西化成品輸送株式会社
【借受者】 株式会社日本触媒
【輸送品目】 液化酸化エチレン専用
【運用区間】 浮島町・千鳥町〜東港
【その他】
 千鳥町駅の(株)日本触媒の専用線が使用開始される前は浮島町駅の同社専用線から発送されていた。2008年1月時点では浮島町駅発送であった。
 2008年3月に千鳥町駅に酸化エチレン出荷設備の専用線が完成し、輸送が開始された。
 東港駅の着荷主は三洋化成工業(株)で同社専用線でそのま ま車 上荷役されている。発駅も着駅も専用線内で荷役されるこの輸送は、タンク車輸送がそのままコン テナ化されたものと言える。
(※「貨物取扱駅と荷主」の「千鳥町 駅」の(株) 日本触媒の項を 参照)

2012.7.21作成 2012.12.24訂補
UT17C-8097

2010.11黒井駅
【所 有者】 信越化学工業株式会社
【輸送品目】 ジメチルジクロロシラン(KA-22)専用
【運用区間】 黒井〜倉賀野
【その他】
 「貨物取扱駅と荷主」の「黒井駅」の信越化学工業(株)の項を 参照。

2012.7.21作成

UT17C-8099

2016.7黒井駅
【所 有者】 信越化学工業株式会社
【輸送品目】 メチルトリクロロシラン(KA-13)専用
【運用区間】 黒井〜倉賀野
【その他】
 倉賀野→黒井間のメチルトリクロロシラン輸送のコンテナとしては、UT16C-8004が あるが、その増備はUT17C形式 となった模様。

2016.7.27作成
UT17C-8102

2018.5富山貨物駅
【所 有者】 株式会社日陸
【使用者】 日産化学工業株式会社
【輸送品目】 アンモニア水専用

【運用区間】 不明
【その他】
 日産化学工業(株)富山工場で製造されたアンモニア水は、かつてはタンク車で速星〜名古屋港・浪速などで輸送されていた。現 在は富山貨物駅からタンクコンテナ輸送されているものと思われる。

2018.12.2作成
UT17C-8118

2024.7黒井駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【輸送品目】 トリメチルクロロシラン
【運用区間】 黒井〜倉賀野と思われる
【その他】
 信越化学工業(株)が製造するシラン化合物の輸送用コンテナである。

2024.12.31作成
UT17C-8125

2017.8東水島駅
【所 有者】 日新運輸株式会社
【使用者】 三菱瓦斯化学株式会社
【輸送品目】 液化モノメチルアミン専用

【運用区間】 新潟(タ)〜東水島
【その他】
 発荷主は三菱瓦斯化学(株)、 着荷主は三菱ケミカル(株)水島事業所である。

2017.8.20作成
UT17C-8130

2017.11神戸(タ)駅
【所 有者】 日新運輸株式会社
【使用者】 三菱瓦斯化学株式会社
【輸送品目】 液化メチルエーテル専用

【運用区間】 新潟(タ)〜神戸(タ)と思われる
【その他】
 発荷主は三菱瓦斯化学(株)新潟工場で 間違いないと思われるが、着駅は予想である。

2017.12.2作成

【UT18A形式】  
UT18A-15

2009.9隅田川駅
【所 有者】 日本製粉株式会社
【輸送品目】 小麦粉専用
【運用区間】 隅田川〜八戸貨物
【その他】
 日本製粉(株)横浜工場が製造する小麦粉を隅田川駅から発送している。
(※「荷主企業事例研究」の「日本製粉(株)」の横浜工場のコ ンテナ輸送の項を 参照)

2012.7.21作成
UT18A-5001

2015.8京葉久保田駅
【所 有者】 住友化学工業株式会社
【輸送品目】 ポリエチレン専用
【運用区間】 京葉久保田〜全国各地か?
【その他】
 住友化学(株)のポリエチレン輸送はJOTのISO形式のホッパコンテナの使用が主流だが、一部はJR形式のタンクコンテナで行われているようだ。

2015.9.20作成
UT18A-5010

2011.10仙台(タ)駅
【所 有者】 日本通運株式会社
 かつては日本ロジテム(株)が所有者だったが、2010年前後に変更となった模様。
【借受者】 日清製粉株式会社
【輸送品目】 小麦粉専用
【運用区間】 隅田川〜八戸貨物・仙台(タ)
【その他】
 日清製粉(株)は1997年6月まで岩沼駅にバルクステーションを設置しており、大川〜岩沼間でホキによる小麦粉輸送が行われていた。
 このバルクステーションが廃止された後はタンクコンテナ輸送に転換されたようで、仙台(タ)駅構内には常に日清製粉のUT18A形式コンテナが並んで いる。
 着荷主としては、宮城県南部の柴田町にある山崎製パン(株)仙台工場が考えられる。

2012.7.21作成
UT18A-5012

1998.7宮城野駅
【所 有者】 日本ロジテム株式会社
【借受者】 日清製粉株式会社
【輸送品目】 小麦粉専用
【運用区間】 隅田川〜八戸貨物・宮城野
【その他】
 日清製粉(株)は1997年6月まで岩沼駅にバルクステーションを設置しており、大川〜岩沼間でホキによる小麦粉輸送が行われていた。
 このバルクステーションが廃止された後はタンクコンテナ輸送に転換されたようで、1998年当時から宮城野駅構内には常に日清製粉のUT18A形式コン テナが並んで いた。
 着荷主としては、宮城県南部の柴田町にある山崎製パン(株)仙台工場が考えられる。

2021.3.28作成
UT18A-5021

2012.8隅田川駅
【所 有者】 日東富士運輸株式会社
【使用者】 日東富士製粉株式会社
【輸送品目】 小麦粉専用
【運用区間】 隅田川〜東北方面か?
【その他】
 製粉業界4位の日東富士製粉(株)のタンクコンテナが日清製粉(株)、日本製粉(株)に続いて登場した。同社の東京工場は東京(タ)駅に近い東京都大田 区東海6-2 -1にある。
 同社のタンクコンテナは日清製粉や日本製粉という業界1位、2位のタンクコンテナ同様に小麦粉の東北方面の輸送に活用されていると思われる。

2012.7.7作成 2012.8.5訂補
UT18A-5026

2013.10隅田川駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【借受者】 日清製粉株式会社
【輸送品目】 小麦粉専用
【運用区間】 隅田川〜八戸貨物・仙台(タ)と思われる
【その他】
 日清製粉(株)向け小麦粉輸送に用いられるUT18A-5010番台の増備。自重が3.1tから2.6tと軽くなっており、積載効率向上が図られてい る。

2015.11.10作成

【UT18C形式】  
UT18C-8001

2017.8倉敷駅
【所 有者】 三菱ケミカル物流株式会社
【使用者】 三菱化学株式会社
【輸送品目】 液化ブチレン専用

【運用区間】
 東水島〜名古屋(タ)
 東京(タ)〜東水島
(荷票の写真はこちら
【その他】
 東水島〜名古屋(タ)間の輸送の着荷主は不明である。
 一方、東京(タ)〜東水島間の輸送は住友化学(株)出光興産(株)から旭化成(株)水島への輸送であった。三菱ケミカル(株)が発荷主の輸送 が終了し、転用されたのかもしれない。

2017.8.20作成 2019.7.14訂補
UT18C-8004

2017.11倉敷駅
【所 有者】 三菱ケミカル物流株式会社
【輸送品目】 液化ブチレン専用

【運用区間】
 東水島駅〜東京(貨)駅専用
 東水島駅〜名古屋(貨)駅専用
 東水島駅〜福岡(貨)駅専用
【その他】
 タンク体左下の表記は、UT18C-8001は三菱化学(株)だが、この8004は三菱化学物流(株)である。また運用表記がある点、「液化ブチレン専 用」右下には三菱化学物流(株)中国支社とその住所、電話番号が表記されている点が8001と異なる。
2017.12.2作成
UT18C-8007

2021.12岡山(タ)駅
【所 有者】 株式会社日輪
【輸送品目】 液化イソブタン専用
【運用区間】 不明
【その他】
 
2021.12.11作成
UT18C-8008

2010.12神栖駅
【所 有者】 株式会社長太
【輸送品目】 液化イソブチレン専用
【運用区間】
 川崎貨物駅・東京(貨)駅・京葉久保田駅〜梅田駅・大阪(貨)駅 専 用
【その他】
 (株)長太は化学製品の物流専門会社で、本社を千葉県市原市五井8801に置き、鹿島、袖ヶ浦、四日市に営業所を配置している。

2012.7.11作成
UT18C-8012

2015.10新潟(タ)駅
【所 有者】 関西化成品輸送株式会社
【使用者】 日新運輸株式会社/三菱ガス化学株式会社
【輸送品目】 モノメチルアミン専用
【運用区間】 不明
【その他】
 三菱ガス化学(株)は新潟工場でモノメチルアミンを生産している。主な用途はゴム加硫促進剤、医薬、農薬、写真薬、染料である。同社のモノメチルアミン 及び ジメチルアミン専用のタンクコンテナは新潟(タ)駅でよく目撃することができる。

2015.10.11作成

【UT19A形式】  
UT19A-3

1996.5村田駅(許可を得て撮影)
【所 有者】 日本製粉株式会社
【輸送品目】 小麦粉専用
【運用区間】 村田〜八戸貨物
【その他】
 目撃した際は八戸貨物から村田への返空であった。八戸貨物駅の発荷主は八 戸東洋(株)であった。即席麺用に小麦粉を輸送しているものと思われる。

2015.11.3作成
UT19A-6

2008.6隅田川駅
【所 有者】 日本製粉株式会社
【輸送品目】 小麦粉専用
【運用区間】 隅田川〜八戸貨物と思われる
【その他】

2015.11.10作成
UT19A-5008

2016.6隅田川駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【借受者】 日清製粉株式会社
【輸送品目】 小麦粉専用
【運用区間】 隅田川〜八戸貨物・仙台(タ)と思われる
【その他】
 日清製粉(株)向け小麦粉輸送に用いられるUT18A-5020番台の増備。

2016.6.25作成

【UT19C形式】  
UT19C-8001

2010.11黒井駅
【所 有者】 株式会社ボルテックスセイグン
【借受者】 信越化学工業株式会社
【輸送品目】 液化クロルメチル専用
【運用区間】 黒井〜高松(タ)
【その他】
 信越化学工業(株)は工場間輸送の製品についてISOタンクコンテナ輸送への転換を進め、次いでユーザー向けの製品輸送につ いて も転換を始め2003年度に国土交通省から実証実験の認定を受け、坂出向け製品の輸送をモーダルシフトした。
 坂出向けとのことで、着荷主は東亞合成(株)であろうか?
(※「貨物取扱駅と荷主」の「黒井駅」の信越化学工業(株)の項を 参照)

2012.7.21作成 2015.11.10訂補

【UT20A形式】  
UT20A-41

2004.6羽前水沢駅
【所 有者】 水澤化学工業株式会社
【輸送品目】 ガレオンアース(活性白土)専用
【運用区間】 羽前水沢〜神栖・静岡貨物・百済・神戸(タ)な ど 中条〜百済など
【その他】

2012.7.21作成
UT20A-5013

2013.6ブルーエキスプレス滑ヨ東営業所(千葉県袖ヶ浦市)
【所 有者】 ブルーエキスプレス株式会社
【輸送品目】 活性炭専用
【運用区間】 不明
【その他】
 敷地の奥の方に留置されており、既に使用されていない雰囲気である。

2013.6.9作成
UT20A-5019

2009.5沼津駅
【所 有者】 株式会社MCI物流西日本(現、株式会社ガスケミカル物流西日本)
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 百済〜沼津
【その他】
 (株)MCI物流西日本は2003年7月に(株)エム・ティー・ビーが会社分割されて設立された三井化学(株)系の物流会社であったが、2009年9月 に同社の全株 式を(株)ニヤクコーポレーションが三井化学から取得し、2010年4月に社名が(株)ガスケミカル物流西日本に変更された。
 親会社がニヤクコーポレーションになっても同社の取引先は引き続き三井化学及び三井化学の関係会社各社である。

 このコンテナは大洋塩ビ(株)(三井化学16%出資)大阪工場から矢崎エナジーシステム(株)沼津製作所に電線用の塩ビを供給しているものと思われる。
 タンク体には矢崎グループのマークが掲げられているのが特徴的である。

2012.7.7作成

UT20A-5043
UT20A-5044

1999.3京葉久保田駅
【所 有者】 泉葉運輸株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 不明
【その他】
 泉葉運輸(株)は、1998年10月に(株)住化物流東日本に社名変更され、2007年4月には(株)住化物流東日本と(株)住化物流西日本が合併して 住化ロジスティクス(株)に社名変更された。

2012.7.14作成 2022.9.11写真差替
UT20A-5046

1996.5村田駅(許可を得て撮影)
【所 有者】 千葉製粉株式会社
【輸送品目】 小麦粉
【運用区間】 千葉貨物〜東青森・盛岡(タ)・仙台(タ)・神戸(タ)
【その他】

2021.3.28作成
UT20A-5073

2012.9倉敷(タ)駅
【所 有者】 三菱化学物流株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 不明
【その他】
 下記UT20A-5074と異なりジャケット付きのようであるが、塩化ビニル樹脂に保温が必要なのだろうか。

2016.8.22作成
UT20A-5074

1998.3土浦駅
【所 有者】 三菱化学物流株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 四日市〜土浦
【その他】
 四日市駅の発荷主は三菱化学(株)、土浦駅の着荷主は住友電気工業(株)であった。

2012.7.21作成 2022.9.11写真差替
UT20A-5076
(1)

2009.12福岡(タ)駅
【所 有者】 日本通運株式会社
【借受者】 三菱化学物流株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 四日市〜福岡(タ)か?
【その他】

2012.7.22作成
UT20A-5076
(2)

2015.8京葉久保田駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 新第一塩ビ株式会社か?
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 京葉久保田〜名古屋(タ)
【その他】
 新第一塩ビ(株)の資本構成は(株)トクヤマ71%、日本ゼオン(株)14.5%、住友化学(株)14.5%であり、千葉工場では汎用塩ビの生産能力 80,000トン/ 年を有している。しかし千葉工場は2015年9月末をメドに生産を停止し、徳山工場に生産を集約することになった。そのためこのコンテナも京葉久保田駅か らの運用が無くなる見込みである。

2015.9.20作成
UT20A-5121

2010.12 神栖駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 中央通運株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 神栖〜仙台(タ)・名古屋(タ)など
【その他】
 信越化学工業(株)の塩化ビニル樹脂の輸送に利用されているものと思われる。

2012.7.21作成
UT20A-5147

2022.10旧高砂港駅付近
【所 有者】 高砂通運株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 不明
【その他】
 高砂通運(株)は(株)カネカ高砂工業所の輸送や荷役を請け負う三晃グループの企業である。(株)カネカは塩化ビニル樹脂「カネビニール」を開発、 1960年には高砂工業所にプラントを稼働させている。

 このコンテナは旧高砂港駅に近い三晃グループの高砂輸送サービス(株)の敷地内で目撃したが、鉄道輸送に使われているか不明である。 

2024.4.30作成
UT20A-5158

2011.8神戸(タ)駅
【所 有者】 千葉製粉株式会社
【輸送品目】 小麦粉
【運用区間】 千葉貨物〜東青森・盛岡(タ)・仙台(タ)・神戸(タ)
【その他】

2012.7.7作成
UT20A-5210

2010.12神栖駅
【所 有者】 みなと運送株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 神栖〜名古屋(タ)
【その他】
 みなと運送(株)は本社を茨城県神栖市に置く運送会社で あ る。中央通運鰍フ塩化ビニル樹脂専用と同様に信越化学工業(株)の輸送に使用されていると思われる。

2012.10.28作成
UT20A-5233

2018.5富山貨物駅
【所 有者】 水澤化学工業株式会社
【輸送品目】 ガレオンアース(活性白土)専用
【運用区間】 中条〜東水島など(荷票の写真はこちら
【その他】
 中条駅や酒田港駅を拠点に全国各地で運用されている水澤化学工業(株)のガレオンアース専用のコンテナであるが、目撃時は日清オイリオグループ(株)からの返空であった。同社水島工場向けに運用されたものと思われる。このように全国各地の加工油 脂メーカー向けに鉄道コンテナ輸送されているケースが多いようだ。

2018.7.18作成
UT20A-8005

2003.5直江津駅
【所 有者】 全農
【輸送品目】 牛乳専用
【運用区間】 帯広・釧路貨物〜梅田など
【その他】

2016.8.22作成
UT20A-8035

2013.6釧路貨物駅
【所 有者】 ホクレン農業協同組合連合会
【輸送品目】 牛乳専用
【運用区間】 釧路貨物〜梅田など
【その他】
 釧路貨物駅構内にはホクレンの牛乳専用のタンクコンテナが並んでいる。

2013.7.3作成
UT20A-8050

2017.11吹田(タ)駅
【所 有者】 全農
【輸送品目】 牛乳専用
【運用区間】 帯広・釧路貨物〜吹田(タ)と思われる
【その他】
 かつて梅田駅に到着していた全農やホクレンの牛乳輸送のタンクコンテナは、吹田(タ)駅に着駅が変更となって継続している模 様。

2017.12.2作成
UT20A-25003

2011.9倉敷(タ)駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 三菱化学物流株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 不明
【その他】

2016.8.22作成
UT20A-25015

2007.5宮城野駅
【所 有者】 株式会社日新
【輸送品目】 塩化ビニール樹脂専用
【運用区間】 川崎貨物〜宮城野
【その他】

2012.7.14作成

UT20A-25026

2010.5岐阜(タ)駅
【所 有者】 日本陸運産業株式会社
【借受者】 三菱化学株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 東水島〜郡山(タ)など
【その他】
 三菱化学(株)の塩ビ樹脂事業は、東亞合成(株)との共同出資会社であるヴィテック(株)に引き継がれ、水島工場で塩ビモノマーと塩ビ樹脂を製造してい た。しかし採 算の悪化した塩ビ事業から三菱化学は手を引くことになり、2011年3月末にヴィテックを通じて行っていた塩ビ事業から撤退した。
 かつて行われていた東水島駅からの塩ビ樹脂輸送は、郡山(タ)駅の到着荷主は三菱樹脂(株)郡山工場であった。

2012.7.11作成
UT20A-25034

2012.6東京(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 三菱化学株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 不明
【その他】

2015.8.1作成
UT20A-25045

1998.8東水島駅
【所 有者】 三菱化学物流株式会社
【借受者】 三菱化学株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 東水島〜郡山(タ)間と思われる
【その他】
 東水島駅からの塩ビ樹脂輸送としては、UT20A-25026の項でも述べたように郡山(タ)駅向けの輸送があり、到着荷主は三菱樹脂(株)郡山工場で あった。

2021.3.28作成

【UT21A形式】  
UT21A-5001

2024.7百済(タ)駅
【所 有者】 水澤化学工業株式会社
【輸送品目】 ガレオンアース(活性白土)専用
【運用区間】 酒田港・中条〜百済(タ)など
【その他】
 従来はUT20A形式で増備されてきたが、UT21A形式が登場した。

2024.12.31作成

【UT22A形式】  
UT22A-5007

2016.6隅田川駅
【所 有者】 中央通運株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 神栖〜名古屋(タ)などと思われる
【その他】
 信越化学工業(株)が製造する塩化ビニル樹脂の輸送用と思われる。古くはUT1形式による奥野谷浜駅の同社専用線でのコキ車上荷役が行われ、その後は UT20A形式が増備され神栖駅発送によって輸送が行われている。そして2012年には同輸送用に内容積を拡大したUT22A形式が増備された。

2016.8.14作成
UT22A-5045

2021.5大阪(タ)駅
【所有者】 みなと運送株式会社
【輸送品目】 塩化ビニル樹脂専用
【運用区間】 神栖〜大阪(タ)などと思われる
【その他】
 信越化学工業(株)が製造する塩化ビニル樹脂の輸送用と思われる。

2021.5.30作成

【UT22C形式】  
UT22C-8006

2012.9倉賀野駅
【所 有者】 株式会社ボルテックスセイグン
【借受者】 信越化学工業株式会社と思われる
【輸送品目】 液化クロルメチル専用
【運用区間】 不明
【その他】
 信越化学工業(株)が利用する液化クロルメチル専用のタンクコンテナとして、UT19C-8001があり黒井〜高松(タ)で運用されているが、この UT22C-8006は倉賀野駅を拠点に運用されている模様。

2012.9.12作成

【UT23C形式】  
UT23C-8001

2021.5大阪(タ)駅
【所 有者】 日新運輸株式会社
【輸送品目】 液化ジメチルアミン+N2ガス専用
【運用区間】 新潟(タ)〜大阪(タ)と思われる
【その他】
 三菱ガス化学(株)は新潟工場でジメチルアミンを製造している。尚、日新運輸(株)は、2021年4月1日付でエムジーシー・エンジニアリング(株)等 と合併し、MGCアドバンス(株)となった。

2021.5.30作成

【UT26C形式】  
UT26C-38130

2008.3苫小牧(貨)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社 
【借受者】 石油資源開発株式会社
【輸送品目】 液化天然ガス専用
【運用区間】 苫小牧〜北見ORS・北旭川・帯広・新富士
【その他】
 2003年10月より石油資源開発(株)勇払プラントより算出するLNGを旭 川ガス(株)(有)ディーエムイー開発向け に鉄道コ ンテナ輸送を開始した。着駅はそれぞれ北旭川駅と新富士駅。2003年度は日発コンテナ1〜4個を鉄道輸送。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2003年11月15日号)

 2003年11月には釧路ガス(株)向けの輸送が苫小牧〜 新富 士、2006年12月には帯広ガス(株)向けの輸送が苫小牧 〜帯 広、2009年1月には北海道ガス(株)北見工場向けの輸送 が苫 小牧〜北見ORSで開始された。北旭川向けが1日当たり18個、新富 士向けが同10個、帯広向けが同4個、北見向けが同2個の輸送。
(参考文献:『交通新聞』2008年12月22日付)

 (有)ディーエムイー開発は、JFEホールディングス(株)などが出資して設立。北海道白糠町にDMEの実証プラントを建設して実証試験を行ったが、試 験終了後 のプラント引き受け先が現れず、2007年3月に試験が終了しプラントは撤去された。
2012.10.28作成
UT26C-38137

2011.8姫路貨物駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 大阪ガス株式会社
【輸送品目】 液化天然ガス専用
【運用区間】 姫路貨物〜富山貨物
【その他】
 
2004年11月9日から大阪ガス(株)姫路製造所から富山市の日 本海ガス(株)岩瀬工場に供給するLNGの鉄道コンテナ輸送が開始された。まずは日発2個で開始され、日本海ガスの需要に合わせて2005 年1 月に日発4個、2007年には日発10個まで増やす計画。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2004年11月15日号)

 姫路貨物〜富山貨物のLNG輸送の2007年度の輸送量は2万8,600トン(日発10 個)であった。
(参考文献:『交通新聞』2008年8月5日号)
2012.10.28作成
UT26C-38159

2015.10新潟(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 東北天然ガス株式会社
【輸送品目】 液化天然ガス専用
【運用区間】 新潟(タ)〜東青森
【その他】
 2008年3月ダイヤ改正より新潟(タ)〜東青森でLNG鉄道コンテナ輸送が開始された。まずは弘前ガス(株)向けのみで1日当たり最大4個の輸送だが、2008年秋 には青森ガス(株)向けの輸送も始まり、2009年度以降は 1日8〜10個に拡 大する予定。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2008年6月15日号)

 新潟(タ)〜東青森間のLNG輸送の2008年度の輸送量見込みは6,500トン(日発4個)で ある。
(参考文献:『交通新聞』2008年8月5日号)

2012.10.28作成 2015.10.11写真差替
UT26C-38209

2010.8新潟(タ)駅
【所 有者】 日本石油輸送株式会社
【借受者】 石油資源開発株式会社
【輸送品目】 液化天然ガス専用
【運用区間】 新潟(タ)〜秋田貨物・富山貨物・金沢(タ)
【その他】
 2000年3月15日から我が国初の鉄道コンテナによるLNG輸送が開始された。石油資源開発(株)が新潟県の日本海LNG(株)から石川県の小松ガス(株)金沢市企業局にLNG供給する手段はタンクローリーが用いられていた が、コスト面、安全性、環境面から鉄道コンテナへの輸送切り替えとなった。また当時は新潟から福井地区への輸送予定もあったが、これは実現していない模 様。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2000年4月1日号)

 2004年11月には富山貨物着で日本海ガス(株)向けの LNG輸送が開始される予定だったが、中越地震の影響でトラックによる代替輸送となった。
(参考文献:『JR貨物ニュース』2004年11月15日号)

 新潟(タ)〜金沢(タ)のLNG輸送の2007年度の輸送量は1万2,800トン(日発6 個)、新潟(タ)〜富山貨物は同8,300 トン(日発4個)であった。
(参考文献:『交通新聞』2008年8月5日号)
2012.10.28作成

計61種類(2024.12.31)

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